ぱやのお暇。(コロナ騒動の恩恵)

移住して5年が経って、一つの節目を迎えた今年。
実家に一人残してきた母親の所にも今までよりは
頻繁に帰らなくてはならない事情や、
ここでは書かないけれど、色々と思うところがあって
3月で仕事辞めました。

実家にも帰りつつ、色んな所に行ったり、
色んな人に会ったり、色んなことをしたり、
まぁ、とにかく色々ですよ。
色んなことをして、インプットしたり、
お休みもしたりと次のステップのための充電とか
所謂「ぱやのお暇」的な時間を作ろうなんて考えてました。

ところが、まだ仕事をしていた3月中からコロナ騒動勃発。
母親も「帰ってきて感染されたら困るから帰ってくるな」
なんて言い出し、実家にも帰れず。。。
実際はその後の自粛中もこっそり帰ってましたけどね。

めでたくフリーになった4月には移動自粛的なムードが
出始めていて、出かけにくい空気になってましたね。
それでも、まだ諏訪だ松本だと行けていたんだけど、
段々と行きづらくなり、出かけるのは県内になり・・・

4月半ばにはもう観光地であるこのあたりはお店やら
施設やらも閉まったり、時間短縮したり
となってきていて出かけるにも出かける先がない状況。

とは言え、実は家の周りでも気になってながら、
仕事をしながらだとなかなか手を付けられてなかった事が
結構あって、それらに手を付け始めた訳ですよ。

まずは、薪にするために格安で分けてもらってながら
そのままになっていた原木。

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木ってほっとくと駄目になってしまうので、
早く薪にしなきゃなんですよね。使うときまでに
乾燥もさせなきゃだし。

なので、まずはそれをチェーンソーでひたすら玉切りに。
割るだけの状態にします。

そして薪割り。
普段なら薪割り機を使って割るのですが、フリーになって時間も
あるからって、身体を動かすのもいいからって、
何故か斧で手割り。一気にはきついから、一日2〜3時間と決めて、
どのくらいだったかなぁ?2週間位かけて割りました。
どうしても斧で割るのが大変なのは最後に薪割り機で割りましたけど。

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結果的にほぼ一冬分くらいの薪になりました。
よく割ったよね。

むちゃくちゃ大きい薪棚に薪を入れる前には、防腐剤を塗りました。

薪棚に入り切らないのを積んで、ついでに遊んでみたのがこれ。
DSC_3564.JPG

なかなか素敵なオブジェになりました。

ここまでやってる途中ですが、すぐ取りに行ける用の小さめの薪棚を
一つ増設。前に作ったものと同じものを作ったので、
それほどの苦労はなかったですけど。

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で、これを作ったら、
今まで薪割り機とか、草刈り機とか、耕運機とか、除雪機とか
置き場もなくなんとなく置いてあったんですが、それらを格納する
オープンガレージ(?)を作りました。

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そして、今まで書いた作業と並行しているのですが、
家の周りは森だ、林だと木々に囲まれてるのですが、
フジなどのツルに絡まれまくってるもの、
伸び放題になって鬱蒼としてるところなど、とにかく
気になっていたんですよ。
これらに着手。
ツルを取って、枝下ろしをして、間伐をして・・・
実はまだまだ続いている作業なんですが。

ゴールデンウィーク明けてからは畑も始まりました。
友人たちと、そして、ヤギとウマと一緒に。

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こんなことを、朝飯食ったらやって、昼飯終わったらやって、
夕方になったら風呂に入ってビール飲んで、
夜は早く寝る、と毎日毎日やっていたらなんと健康的 ^^;

4〜5月の2ヶ月はたまにスーパーやホームセンターなんかに
買い物に行く以外は、本当にこんな感じですごしてました。
人にもあんまり会わなかったなぁ。

そんな時にふと思ったのが、この生活、まるでアルム・オンジ。
あの『アルプスの少女ハイジ』に出てくるおじいさんですな。
そして、ここからが実は本題なんですけど、
これがスローライフってやつだと気づいたこと。

人にもよるとは思うのだけれど、
多分、八ヶ岳に移住したい人の多くは、こういう生活を望んでるんだよなぁ、
なんて思うに至った訳です。
もちろん、年金などで暮らせる方たち以外は、基本的に
働かなきゃいけないわけだけど、でも、望みはきっとそうですよね。

こんな生活を通して、あらためて移住について考えさせられました。
次回は、移住事情について書いてみましょうか?
今回は長くもなったので、この辺で。

この記事へのコメント

ケン
2021年07月24日 10:29
なかなかお会いできないなあ~、って思っていたらこのブログを発見しました
ぱやさんの思いが少しわかった気がします

清里移住、私も実現させましたが、さて何をしようかと・・・
選択肢がいっぱいありすぎて迷っています

近いうちに、ゆっくりお話しする機会を作りたいですね
ぱや
2023年03月11日 10:24
コメント全く気づいてませんでした^^;
申し訳ない。

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